BCP策定コンサルティング
事業継続計画(BCP)策定と事業継続マネジメント(BCM)構築のご支援をします。
なぜBCP策定が必要なのか
自然災害やシステムインフラの障害、サイバー攻撃や人的ミス・事故など様々な事態により、ビジネスや業務が中断・休止することは、企業・組織にとって重大な問題です。情報サービスの高度化、事業のグローバル化、サプライチェーンの広がりなどに伴い、事業への影響は広域かつ迅速となるケースも増えており、これまで以上に大きな課題になってきています。
3つの目的
1.お客様や従業員の安全の確保
お客様の安全や、従業員とその家族の安全を守ることが最大の目的です。
2.取引先からの信頼と競争力の確保
取引先を選定する要件としてBCPを求める企業も増えており、BCPの有無が、市場の信頼を獲得し、事業を拡大していくための条件になりつつあります。適切な対応ができなければ競争相手に仕事が移管し、取り戻せない事態となる可能性もあるため、競争力確保のうえでも重要です。
3.社会的責任と企業価値の向上
築いたサプライチェーンがストップしてしまう事態を防ぐことは企業・組織としての責任です。また、BCPを策定することにより、危機管理能力に優れているとの評価を受け、企業価値を高めることにも繋がります。
事業の継続や中断した事業の早期復旧を確実に行うための計画である「事業継続計画(BCP)Business Continuity Plan」の策定と、事業継続に関する取り組みを継続的に改善するための仕組みである「事業継続マネジメント(BCM)Business Continuity Management」の構築を図るべきです。
BCP策定による効果(イメージ)
企業が緊急事態に遭遇すると事業実施率が大きく落ちます(下図参照)。何も備えを行っていない企業では、事業の復旧が大きく遅れて事業の縮小や、廃業のリスクがあります。
一方、BCPを導入している企業は、緊急時でも事業の維持・早期復旧が可能となり、市場の信頼を得ることができます。

BCP策定の手順
主題 | 実施内容 | |
---|---|---|
STEP1 | 事業継続マネジメント推進体制整備 | 社内において事業継続マネジメント推進体制を決定します |
STEP2 | 事業影響度分析(BIA)の実施 重要事業の洗い出し |
貴社の事業に対する災害の発生による影響度をヒアリング調査し重要事業を抽出します |
STEP3 | 重要事業リソース洗出し 重要事業のリソースの明確化 |
現在のリソースと、重要事業の復旧に必要なリソースを比較し、GAPを明確にします |
STEP4 | 戦略立案 事業復興のための戦略 |
GAP分析に基づき、事業継続を実現するために必要な対策を決定し戦略におとします |
STEP5 | 啓発・教育・訓練の実施 役割認識・定期的な実施 |
策定した事業継続計画に従い、社員への啓蒙・教育と訓練を行います |
毎年繰り返してBCMを実践 |
STEP2 … 事業影響度分析(BIA)の実施により、会社の重要事業を把握できます。これにより経営資源を注力すべき重要事業が明確になります!
成果物
<提供する調査シートの一例>

成果物
事業継続計画書
資産保全手順書
資源確保計画書
BCP訓練計画書
リスク分析表
BIA分析表
BIA報告書
継続戦略評価表
専門家によるノウハウ提供
